Talk to yourself like you would to someone you love
同じものをすきだからって、同じ価値観でも同じ熱量でも同じスタンスでもない。
これは何度も繰り返す自戒。
応援してるグループの、今年最初のシングルが出た。
売り上げについて焦る人とか、後輩グループの勢いから危機感を感じる人がいるようだった。けど、焦る”べき”とか、危機感持つ”べき”とか、MUSTをくりだすのは、危ないなあと思った。
その言葉は、自分で自分の首を絞め続けるよ。わたしもいまだにその癖ぬけないけど、”私は”焦る、"私は"危機感もつ、だ。
本当に?絶対に?ずっと売れてないの?
わたしは自責タイプで随分と苦しんだし、一方で他責で人を傷つけたこともあるけど、認知の歪みって自覚もつほうがたぶんちょっぴり自己修正しやすい。
今までと違うことが起こってもいいじゃん、時代をつくるってそういうことだと思ってるよ。同じだったら逆に、それは前例踏襲でしかなくない?
ずっと勢いに乗り続けるのが難しいのはわかるけど、できていないことや実現されてないことをひたすら数えて生きるには、世の中やさしくないこと多すぎるから心すり減らしすぎない?
長いこと応援してる人にしたら、それだけ「ずっと」報われないって思ってしまうのかもしれないけど。2年前に出会えたわたしは、この2年で周りに4人もファンになった子がいるだけでも随分とすごいと思うし、オープンにすることで「応援してるのってあの子だよね?」って友達が知ってくれることが増えたことだけでも、「進展」だと思うんだよな。
2年だから、まだまだ体力残ってるのからこういうふうに思えるのかもしれないけど。
だったらなおさら、前向きに応援したい。
ドラマ、配信、映画、素晴らしい脚本家、社会的に問題にも焦点をあてているテーマ、素敵な主題歌、今まさしくムーブメントを起こそうとしている人たちの意志をうつした曲。
何年も何十年先でも、「素晴らしい」と思える長く愛されるものは多くないと思う。そういう意味でも、すごく完成度の高い曲だと思ったよ。
人気投票のための大量購買を良質とは思わなかった。
ノルマ至上主義、利益至上主義だった会社で病気になったこともあった。
数字ほしさに、大事なもの見失いたくないな。
ほしいのは、今日明日だけの結果じゃない。
とても正直なことを言えば、時間がかかると思ってる。
わたしがほしいと思ってる時代は、今の情勢ではあまりにも「マイノリテイ」に扱われる。
ちっとも簡単じゃないことを、この1か月だけでも身をもってかんじた。
それでも希望もあるし、なにもやりつくしてないから、なにもあきらめないけど。
信じることから始めてる。楽しいことや嬉しいことを数えてる。
それを「甘い」とか「花畑」とか喩えるの、それこそ随分と「建前どおり」受け取ってくれるね、って思う。何かを見るときに、プラス面に着目するかマイナス面に着目するか。
優しい言葉ばかり使う人はずっと優しいところにいたとは限らないくて、たくさん傷ついたからこそ選べる言葉があることを知ってるかもよ。
ポジティブなことを言うのが難しい状況で、ポジティブな変換をしてくれた、紛れもなく彼らに助けられたから、ならわたしだってそうでありたい。返していきたい。
自分のマイナスにくわれたくない。雨の中で踊れることのつよさを忘れないでいたい。
「愛する人と対話するのと同じように、自分とも対話しよう」
なんかもう資本主義がクソっぽいよねー。