まだ解けないミステリー

外出自粛に全く疲弊していない自分に驚いている。

もちろん、前提として生活が維持されていることあってこそだけれど。

それまで週1、もって2週間に1回は、友人に合わないとメンタルが不安定になると自分の傾向を知って対策してたつもりなのに、すでに2週間以上友人と遊んでないし、オンライン飲み会もしてないけど、平穏だ。

仕事の受注は減少していて、どうにか交代出勤でもまわせている。

休み、ではないけど、労働の軽減も1つのストレス減につながってるのかも。

でも、出勤数が減る前からすでに引きこもり生活が平気だった。

 

一方で、友人から妊娠の連絡が来たときは急激に不安になった。

急に、何かしないといけない気になった。

比較が不幸の始まりなのは昔からよく言われてることだけれど、

なかなかにあからさまに感じて衝撃的だった。

30代の女性はこうであるべき、こうであるほうがいい、

他人の評価、連絡を取る友人の数、SNSのリアクション数、誰と会ってるか、

みたいなの、結局誰かに見せるための自分なのかもしれなかった。

誰かに評価される自分を少しでもよくみせたい、少しでも強くみせたい、

のは、まあ当然とも思うけど、それで自分の平穏や求めてるものがゆがむのはちょっと違う気もする。

 

ずっと、友人であれ恋人であれ、誰かと定期的に会う構図がないといけない、

さみしい人だと思われないように、孤独ではないと知るために、知らしめるために、

みたいな感じだった部分もある。今もまあ、ある。

でも、こんなにへっちゃらなんだ。ラインで連絡取る程度で大丈夫。

こういう状態だから仕方ない、会わないほうが正解っぽい空気なのも、

平気でいられる材料なのかもしれない。

 

こうなってくると、結婚もしなくていいんじゃね?という気になってきた。

そのことで、他人からジャッジされないなら全然平気なのでは?

それとも、今はたまたま連絡を取ってる異性がいることで、可能性があることで、安心を覚えているのだろうか。

でもそもそも人間って孤独だものね。

予想外なんだよなーーこんなに平気だと思ってなかった。