泣きたいときに泣ける場所では本当に笑えると思うよ

PAGES 新潟公演を終えて

 

「今、あなたは素直に笑えていますか?」

1番最初にマリちゃんがストーリーテラー(?)として話した後、物語は絵本みたいに始まる。

Photo Album Gathered Emotions by Sexy Zone

初恋の話、社会人の話、結婚の話

ざっくりいうなら、そんな感じに区切られてたかな。

セトリの深い掘り下げは、円盤化されてからにするけど。

とりあえず、今はエモーショナルに。

 

「今、あなたは素直に笑えていますか?」

これまでだったら、ファンである自分(たち)に向けられている言葉と受け取ってたと思うけど、今はその言葉1つにしたって、聡ちゃんのことを思わずにはいられない。

24HTVの最後に、笑っていることを決意に述べてた聡ちゃんが(もちろん他の媒体でも話していたけれど)、わたしたちに見せないところで抱えていたことを思うと、どうしようもない、どういいようもない感情になる。

昔、友達が「泣きたいときに泣けるところでは、本当に笑えると思うよ」と言ってくれたことがあった。たぶん、高校生のとき。

今でもずっと大切にしたい言葉だけど、友達の前で感情そのままに(特に負の感情そのままに)泣いたことはほとんどない。

明るくて、元気でいたい。一緒にいるときは楽しいって思ってもらいたい。そういう気持ちは、負の感情を出すのを遮るし、それだって1つの思いやりだとも思う。

でも、泣きながら友達が電話かけてくれたり、夜中に思わず高ぶって泣いているとき一緒にいれることにだって、ものすごく、大事だなって思った。かけがえのない時間だなって。

だから、今回のセットリストの(アンコールを含まない)最後の曲が「CRY」なのが1つの答えなのかなって。今の4人の。

泣きたいならCry Cry Cry 思いきり

Cry Cry Cry 泣いていいさ

優しさはいつも近くにある

だけども素直になれない僕らは

Crying in the Rain 流した 涙をそっと

Wow-o-o wow-o-o 抱きしめてる

Wow-o-o wow-o-o Love yourself

完璧でいたくて弱さを見せれないでいた健人くんが、24htvの最後、目を潤ませていたこと、悲しいことを打ち明けないで一人で抱えてきた勝利くんが「僕にはまず、メンバーがいるし」と言ったこと、いつも余裕そうな風磨くんだって「僕なんかでも」という表現をしたこと、マリちゃんがとっても頼もしく立っていること。

どうせなら、傷も悲しみも一緒に抱えて、進んでいきたい。

もちろん、喜びも幸せも一緒に抱きしめて、進んでいきたい。

泣かないでよCry Cry Cry これ以上

Cry Cry Cry ひとりで

嬉しくて流す涙のあと かけがえのない生命を抱きしめて

Life is so... so beautiful

Go Love yourself

たくさんわたしたちのことを愛してくれるSexy Zone

少しでも多くの愛を返していけますように。

その術は今も曖昧だけど、まだまだ未熟だけど、

それでも、一緒に愛していけますように。

 

センステで踊る4人を見ながら、ふと後ろをみたらエンドロールが流れてることにびっくりした。

この曲を1番最後に持ってくる意味合いを理解したわけじゃないけど、それでも1番最後にこの曲があることに、高ぶって涙がこぼれた。

エンドロールが終わって、映し出された絵本みたいな絵の写真撮影の風景に、また涙がこぼれた。とても優しい世界にいると心から思った。

すべての人の思いを汲みとるなんて、安易にできることじゃないし、本当のところは自分の心しかわからないから、確かめようもないけど、それでも、”そうでありたい"ていう想いは、美しいなって心から思った。ありがとう、大好きって改めて思った。

Sexy Thank You

彼らにとってもまたライブが、

泣きたいときに泣ける 素直に笑える場所でありますように